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過去データキャッシュサーバー
過去データキャッシュサーバーは金融情報ベンダーのデータをSQLに対応しているデータベース(例:Oracle、MySQL)に蓄積して、過去データとして提供します。サーバーは設定した銘柄のリアルタイムデータを監視してデータベースに更新データを蓄積します。過去データはデータ配信プラットフォーム上のサーバー(例:TIBCO Rendezvous®発行者)及び、 専用API経由でクライアント側に提供されます。過去データキャッシュサーバーは以下のコンポーネントがあります(データ処理イメージを表示するには、こちらをクリックしてください):
- DB処理:銘柄登録リストの管理;リアルタイムデータの要求;DBに更新データを蓄積;有効期限以外のデータをDBから削除
- 要求処理:クライアントからの過去データ要求を受信;DBに蓄積されているデータ検索;設定によって過去データ要求をデータベンダーに直接転送;結果データをクライヤントに返信(設定によって結果データをレフィニティブ社のTS1フォーマットでも対応)
- データチェーン処理:データベンダーが銘柄リストを提供している場合(例:レフィニティブの先物・オプションチェーン)、このコンポーネントはチェーンデータを要求し提供されている銘柄リストを取得して、自動的にDB処理の銘柄リストとして登録できます。この機能によってアイテムが多い銘柄登録リストを簡単に管理することができます
サーバーの設定でデータが蓄積されるDBテーブル名を銘柄毎に指定でき、データベースのデータ検索パフォーマンスを改善することができます。過去データ損失を最小限あるいは皆無に抑えるために、サーバーは一般のデータベースシステムを使用します。蓄積されている過去データはDBシステムツール経由で訂正・変更可能です。サーバーのデータベースは一般のデータ配信プラットフォーム及び、 専用APIとして実行されるオープンアクセス・インタフェース経由で使用可能です。よって適切な計算サーバー(例:VWAP計算サーバー)、追加機能アプリ(チャートGIF作成)等はこれらのデータベースからのデータを使用するよう開発することが可能です。
過去データキャッシュサーバーは、SunのSolarisとMicrosoft Windows®のOSに対応しています。Linux OSの対応に関しては、金融情報ベンダーシステム及び、SQLデータベースがそのOSに対応する必要があります。