ジグソー・データフィード・コントロールは、ユーザーのＰＣに装備され、ネットワークから受信するリアルタイムデータを管理します。リフィニティブ社のData Platform、TIBCO Rendezvous®のソースや、時事通信社のサービスから価格データやニュースデータを受信するデータフィード・コントロール が使用できます。データフィールド・コントロールと表示コントロール間の通信は、その都度、 同じ（内部の）プロトコルを使用します。

あるいは別の設定として、PC側のデータフィード・コントロールは、クライアントのネットワーク上のジグソー・マーケットキャスト・サーバーから送られる受信データを処理した後、適切なデータソースと通信することもできます。この設定は、別のメモリキャッシュとデータベースをネットワーク側に追加する場合に使用することが可能で、 システムがサービスから切断した時にデータ回復機能をユーザーに提供します。

これら２種類の設定を、次の論理ネットワーク図で例示します。

ジグソー・プラットフォームには以下のデータフィード・コントロールがあります。

ジグソー・ティックサーバー・コントロール
このコントロールは、価格のティックデータを処理し、データは相場、相場リスト、チャート、伝票など様々な表示コントロールに使用することができます。受信データは、マスターとして機能する別のティックサーバ・コントロール、またはジグソ・データサーバー・コントロールから受取ることができます。

ジグソー・ニュースサーバー・コントロール（ロイターのデータ）
このコントロールは、ロイター社のデータフィードからニュースの見出しや内容を管理し、データをデータベースに保存するので、表示コントロールが切断したり、再接続したりする場合に、過去のニュースデータを取出すことができます。

ジグソー・ニュースサーバー・コントロール（時事通信社のデータ）
このコントロールは、ロイターのニュースコントロールと目的はほぼ同じですが、ニュースデータの受信フォーマットは、異なったプロトコルと配信メカニズムとなります。

ジグソー・データサーバー・コントロール（リフィニティブ、またはマーケットキャストのデータ配信）
このサーバは、ネットワークからの受信データを処理し、適切なジグソ・コントロールに出力します。

DDEサーバー
ジグソー・アプリケーション内のExcelシートとジグソ・データサーバー・コントロール間のリアルタイム・リンクを提供します。